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【読書日記5/17’】罪の声@塩田武士 [読書日記]

塩田武士著「罪の声」を読了。
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昭和の未解決事件「グリコ・森永事件」をモチーフとした小説
当時、あれだけ騒がれたにもかかわらず、薄ぼんやりとしか記憶にありませんでしたが、あの事件にはこんな裏話もあったのかと驚かされました。
当然、小説ですからフィクションとノンフィクションの線引きはあると思います。ただ、当時の大阪府警と犯人達のやりとりなどはまさに実話、実録といった雰囲気で取材をよくやっているな、と感じました。
ただ、途中無駄なエピソードが2、3入っていたりと構成がイマイチだったかな。そこらを、そぎ落とすともっと重厚で読み応えがある作品になっていたと思います。
ただ、著者の塩田武士は若干37歳の若手。これからが、楽しみな作家です。

あらすじ:逃げ続けることが、人生だった。家族に時効はない。今を生きる子供たち」に昭和最大の未解決事件「グリ森」は影を落とす。 「これは、自分の声だ」 京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった――。 未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。 圧倒的な取材と着想で描かれた全世代必読! 本年度最高の長編小説。 昭和最大の未解決事件―「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは――。 気鋭作家が挑んだ渾身の長編小説。
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