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【読書日記16/17’】深夜特急<3>インド・ネパール@沢木耕太郎 [読書日記]

沢木耕太郎著「深夜特急<3>インド・ネパール」を読了。
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インドって深い、深すぎます。
特に印象に残ったのは第九章の「死の匂い」。死体焼き場をポツンと眺めてる著者。ちょっと、陰鬱な感じがしましたが、何故かその描写には人間が必ず迎える生と死を感じ不思議な感覚が沸きました。
しかし、世界には貧困にあえぐ子供たちがいることを改めて感じたし、彼らを守る大人たちが存在することには感動しました。
ああー旅がしたい。リュックひとつで・・・

あらすじ:風に吹かれ、水に流され、偶然に身をゆだねる旅。そうやって〈私〉はやっとインドに辿り着いた。カルカッタでは路上で突然物乞いに足首をつかまれ、ブッダガヤでは最下層の子供たちとの共同生活を体験した。ベナレスでは街中で日々演じられる生と死のドラマを眺め続けた。そんな日々を過ごすうちに、〈私〉は自分の中の何かから、一つ、また一つと自由になっていった。
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【読書日記15/17’】沈黙法廷@佐々木譲 [読書日記]

佐々木譲著「沈黙法廷」を読了。 
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前半が警察小説、後半が法廷小説という分け方が斬新で良かった。
ストーリーとしての派手さはなく、淡々と物語が進んでいきますが、そこは名手・佐々木譲。警察組織の矛盾やメンツを上手く散りばめながら読ませます。
ただ、後半の裁判部分では被告を弁護する弁護士の心の葛藤や、被告となった女性の心の奥が描ききれなかった感じがしてちょっと残念だったかな。
ちなみに、今度WOWOWでドラマ化するみたい。地上波でも放送してくれないでしょうかね。

あらすじ:東京・赤羽。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。親譲りの不動産を所有する被害者の周辺には、多くの捜査対象が存在する。地道な鑑取り捜査の過程で、家事代行業の女性が浮上した。しかし彼女の自宅に赴いた赤羽署の捜査員の前に、埼玉県警の警察車両が。彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していた―。舞台は敏腕弁護士と検察が鎬を削る裁判員裁判の場へ!無罪を主張する被告は証言台で突然、口を閉ざした。有罪に代えても守るべき何が、彼女にあるのか?丹念な捜査、緊迫の公判。新機軸の長編ミステリー

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【読書日記14/17’】土漠の花@月村了衛 [読書日記]

月村了衛著「土漠の花」を読了。
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自衛官は戦闘可能なのか?その行程で人を殺せるのか?
今、日本国の大きな問題がこの一冊にエンターティメントとして描かれています。
この手の作品を書かけるのは月村了衛くらいかな。
是非、前防衛大臣さんにも読んでもらいたい一冊です(笑)

内容:ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか?自衛官は人を殺せるのか?最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント!
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【読書日記13/17’】終わった人@内館牧子 [読書日記]

内館牧子著「終わった人」を読了。
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身につませれる物語でした。
HCくんの会社の定年は今のところ原則60歳ですが、会社と本人の希望がマッチすれば1年契約で65歳までは可能。求められれば65歳を過ぎても可能となっています。
正直、会社を辞めた後の人生スケジュールをイメージしたことはありませんでしたが、前向きに生きることが第一なのだと思わせてくれる一冊でした。
頑張ろうっと!

あらすじ:大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。妻は夫との旅行などに乗り気ではない。「まだ俺は成仏していない。どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが、取り立てて特技もない定年後の男に職などそうない。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す―。
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【読書日記12/17’】深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール@沢木耕太郎 [読書日記]

沢木耕太郎著「深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール」を読了。
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ある意味シンプルな旅日記ですが面白いなぁ。
沢木さんの視点が他のルポと全く違うし、その場所に溶け込む術が素晴らしいからなのかな。
〈3〉インド・ネパール編が楽しみです。

あらすじ:香港・マカオに別れを告げ、バンコクへと飛んだものの、どこをどう歩いても、バンコクの街も人々も、なぜか自分の中に響いてこない。〈私〉は香港で感じた熱気の再現を期待しながら、鉄道でマレー半島を南下し、一路シンガポールへと向かった。途中、ペナンで娼婦の館に滞在し、女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれたり、シンガポールの街をぶらつくうちに、〈私〉はやっと気がついた。
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【読書日記11/17’】影の中の影@月村了衛 [読書日記]

月村了衛著「影の中の影」を読了。
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潜伏中のウイグル亡命団を襲う中国の特殊部隊。立ち向かうは伝説の最強エージェント
まるで、映画を読んでいるような本でした。かなり、大国批判もあって面白かった(笑)
いまこのジャンルを書かせたら著者はナンバーワンでしょうね。
ああー「機龍警察」シリーズ最新刊が待ち遠しい。

あらすじ:人民解放軍による悪魔の所業から逃れ、日本に潜伏中のウイグル人亡命団と、事件を追う女性ジャーナリストが襲われた。証拠隠滅をはかるべく送り込まれた中国の刺客。それを黙認する弱腰の日本政府と警察。絶体絶命の亡命団に、謎の男が救いの手をさしのべた。頭脳明晰、身体屈強。ロシア武術を極め、情報機関にも裏社会にも怖れられる存在―。こいつは一体何者なのか?その手がかりは、謎の言葉「カーガー」。
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【読書日記10/17’】深夜特急<1>香港・マカオ@沢木耕太郎 [読書日記]

沢木耕太郎著「深夜特急<1>香港・マカオ」を読了。
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30代前半の頃から読みたい読みたいと思っていた沢木耕太郎の「深夜特急」シリーズ。何故かこの歳になってやっと読むことができました。
心のどこかに、バックパッカーになって世界中を放浪したいという夢を持っているのが現れてきたのかしらん。
それとも現実逃避か(笑)
いずれにしても、楽しく読めました。特にマカオでの博打のところはゾクゾクして血がたぎりましたよ。
今年中にシリーズ読破しようっと^^

あらすじ:インドのデリーからイギリスロンドンまで、乗合いバスで行く――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは「大小(タイスウ)」というサイコロ賭博に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ!
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【読書日記9/17’】蜜蜂と遠雷@恩田陸 [読書日記]

恩田陸著「蜜蜂と遠雷」を読了。
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昨年の直木賞と2017年本屋大賞をW受賞した作品。
国際的なピアノコンクールを舞台に繰り広げられる人間ドラマ。ピアノコンクールの世界を知ることが出来たのは良かったですが、コンクールにチャレンジする登場人物の背景の説明がくどすぎて途中飽きてしまいました。
ちょっと内容が違いますが、同じ”ピアノ”を題材にした作品なら2016年本屋大賞を受賞した宮下奈都の「羊と鋼の森」の方が好きですね。
けど、読み応えがあるのは間違いないし、ドラマにしたら面白いと感じる一冊でした。

俺はまだ、神に愛されているだろうか? ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。 著者渾身、文句なしの最高傑作! 3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
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【読書日記8/17’】贖罪の奏鳴曲@中山七里 [読書日記]

中山七里著「贖罪の奏鳴曲」を読了。
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テレビのバラエティ番組で俳優の谷原章介さんが「面白い!」と勧めていたので、図書館で借りて読みました。
主人公・御子柴礼司はどこか神戸の陰惨な事件を思い出させる人物で悪人の心を知る悪徳弁護士。
どんでん返しにつぐどんでん返しがこの本のキャッチフレーズですが、何か先が読めちゃって全くどんでん返し感はありませんでしたね[ふらふら]
意外性や爽快感は薄く、また、エピソードの詰め込みすぎの感が否めません。法律や法廷パートは結構読み応えがあったので、ポイントを絞って書いたほうが良かったかも。 面白いんだけど、何か物足りない…そんな作品でした。
シリーズ物なので、読むものが無いとき続編を読みますかね。

あらすじ:御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、名前を変え弁護士となった。三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、過去を強請屋のライターに知られる。彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。驚愕の逆転法廷劇!
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【読書日記7/17’】熊と踊れ@アンデシュ・ルースルンド /ステファン・トゥンベリ [読書日記]

アンデシュ・ルースルンド 、ステファン・トゥンベリ共著「熊と踊れ」上下巻を読了。
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2017年このミステリーが凄い海外部門で1位の作品。
スウェーデンで実際に起きた事件をベースにした犯罪小説。しかも、共作者のステファン・トゥンベリがこの犯罪者の家族だったという事実がかなりセンセーショナルです。
彼は犯行には荷担していませんが、事件を間近に目撃していたので、細部まで生々しい小説になっています。
それにしても、最近の北欧ミステリーは熱いですね。本作のアンデシュ・ルースルンド 、以前良く紹介したヘニング・マンケル、「ドラゴンタトゥー」で有名なスティーグ・ラーソンなど読み応えのある作者が多いです。残念ながら、マンケルとラーソンは他界していますが、ルースランドのような新進気鋭の作者が多く出ていますので、今後も読んでいきたいですね。

あらすじ:凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった―。連続する容赦無い襲撃。市警のブロンクス警部は、事件解決に執念を燃やすが…。はたして勝つのは兄弟か、警察か。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。最高熱度の北欧ミステリ。
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