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【映画鑑賞記23/19’】バイス [映画鑑賞]

「バイス」を鑑賞。
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ジョージ・W・ブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーは、アメリカ史上最強最悪の副大統領と言われていたらしいです。
タイトルの「vice」は、「vice president(副大統領)」のように役職の前に付く場合は「副、代理」を意味しますが、単独の名詞としては「悪徳、悪玉、欠陥」といった意味だそうです。主人公ディック・チェイニーに関する人となり(表も裏も)を表す一語ですね。
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もともとは、酒癖の悪いろくでなし。しかし、後に妻となるエイミー・アダムス演じるリンと出会い一念発起。政治の世界に入り、後の国防長官で共和党議員のラムズフェルドから権力の魅力を学び、リンと二人三脚で政治の世界で台頭していきます。
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チェイニーを演じるのは、クリスチャン・ベール。20キロもの増量と特殊メイク、圧巻の演技でスクリーンに引き込まれました。
また、ブッシュ役のサム・ロックウェル、パウエル国務長官役のタイラー・ペリーなど、他の米首脳に扮する面々も唸ってしまうほどの再現度でした。
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しかし、ブッシュってここまで無能とは思いませんでした。そんな中、9.11テロが発生し、そこからチェイニーやラムズフェルドに操られ、イラク攻撃、そしてチェイニーの権益に結びついたというオチをユーモアも織り交ぜて演出したアダム・マッケイの手腕は流石だと思いました。
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けど、これくらいの悪徳政治家がいないと世界も動かないのかな、ということも思わされた(良くも悪くも)作品でしたね。

解説:ジョージ・W・ブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーを描く社会派ドラマ。アダム・マッケイ監督、クリスチャン・ベイル、スティーヴ・カレルをはじめ、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のスタッフ・キャストが再び集結。ベイルは大幅な肉体改造を行い、チェイニー副大統領にふんした。エイミー・アダムス、サム・ロックウェルらが共演している。

あらすじ:1960年代半ば、酒癖の悪い電気工ディック・チェイニー(クリスチャン・ベイル)は、恋人のリン(エイミー・アダムス)に激怒され、彼女を失望させないことを誓う。その後、下院議員のドナルド・ラムズフェルド(スティーヴ・カレル)のもとで働きながら政治のイロハを学んだチェイニーは、権力の中に自分の居場所を見いだす。そして頭角を現し大統領首席補佐官、国防長官になったチェイニーは、ジョージ・W・ブッシュ(サム・ロックウェル)政権で副大統領に就任する。
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