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【読書日記13/18’】泥濘@黒川博行 [読書日記]

黒川博行著「泥濘」を読了。
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待ちに待った「疫病神」シリーズの最新刊。
このシリーズの名コンビ、桑原(暴力団)と二宮(うさんくさい建設コンサルタント)の大阪弁での丁々発止の掛け合いが最高です。ボケとツッコミ漫才を読んでいるよう。
そして、小説というエンターテイメントとしても、しっかり成立しています。スピード感がたまりませんね。
次回作も待ち遠しいです。

内容:「待たんかい。わしが躾をするのは、極道 と半グレと、性根の腐った堅気だけやぞ」 疫病神シリーズの名コンビ、桑原と二宮が帰ってきた! 今度の標的は警察官OBが作る自称・親睦団体の「警慈会」。老人ホームにオレオレ詐欺……。老人を食い物にする腐り切った警察OBに二人は挑むが、二宮は拉致、桑原は銃撃を受け心肺停止になってしまう。 「おまえ、おれを脅しとんのか」「脅し? わしは値踏みをしてるだけや。おまえがどれほどのワルか、をな」「社会のダニが一人前のことをいうやないか。ダニはダニらしいに、女のヒモになるか、シャブの売人でもして食うたらどうや」「わしはダニかい」「ダニはいいすぎた。クズや、おまえは」警察OBのドンを相手に一歩も引かない桑原と二宮を待つ運命は? ドンデン返しに次ぐドンデン返しのスピード感がたまらない、疫病神シリーズ間違いなしの最高傑作。

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【読書日記12/18’】IT〈1〉〈2〉@スティーブン・キング [読書日記]

スティーブン・キング著「IT〈1〉〈2〉」を読了。
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宿題本ですが、どうやら”あきら~め本”になりそうです。
文庫本1巻2巻はなんとか読めたんですがね・・・
子供時代の出来事を大人になって解決することを目指す物語ですが、キング特有の文脈で語られるので、結構辛かったです。
文庫本は全4巻あるんですが、ここでとりあえず止めときます。はい。
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【読書日記11/18’】かがみの孤城@辻村深月 [読書日記]

辻村深月著「かがみの孤城」を読了。
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2018年本屋大賞受賞作。
毎年、「本屋大賞」受賞作と「このミステリーが凄い」の日本第一位は必ず買って読んでします。
本作についての予備知識は全くありませんでしたが、読み始めると少年少女向けのファンタジー的な内容に、若干引き気味になりました。
ただし、ラスト100頁は流石の展開でしたね。全体的なプロットがしっかりしているから、成せる技って感じでした。
この著者の他の作品も読んでみたくなりましたね。

内容:あなたを、助けたい。 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

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【読書日記10/18’】深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン@沢木耕太郎 [読書日記]

沖縄出張中のため、予約投稿です。
沢木耕太郎著「深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン」を読了。
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ついに最終目標地ロンドンへ。
ロンドンに着いたら、郵便局から日本の仲間に電報を打つ約束になっていたので、ロンドンの中央郵便局に向った筆者。
けど、郵便局からは電報は打てないと言われて・・・このくだりはなんか微笑ましかったです。
筆者が描く旅同様、約1年かけて全六巻読んだけど、まさに旅のバイブルです。
けど、今の若者はこんな旅は決してしないだろうな、と時代の移り変わりも改めて認識した本でもありました。

内容:イタリアからスペインへ回った〈私〉は、ポルトガルの果ての岬・サグレスで、ようやく「旅の終り」の汐どきを掴まえた。そしてパリで数週間を過ごしたあと、ロンドンに向かい、日本への電報を打ちに中央郵便局へと出かけたが――。Being on the road――ひとつの旅の終りは、新しい旅の始まりなのかもしれない。旅を愛するすべての人々に贈る、旅のバイブル全6巻、ここに完結!

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【読書日記9/18’】深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海@沢木耕太郎 [読書日記]

沢木耕太郎著「深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海」を読了。
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物語はいよいよ終盤。
筆者が描くトルコ・ギリシャ・地中海に惹き込まれてしまいます。
いつか、世界を旅する日があったなら、この「深夜特急」を一式ザックに詰め込んで旅に出たいですね。
さぁ、最終巻が楽しみです。

内容:アンカラで〈私〉は一人のトルコ人女性を訪ね、東京から預かってきたものを渡すことができた。イスタンブールの街角では熊をけしかけられ、ギリシャの田舎町では路上ですれ違った男にパーティーに誘われて――。ふと気がつくと、あまたの出会いと別れを繰り返した旅もいつのまにか〔壮年期〕にさしかかり、〈私〉は、旅をいつ、どのように終えればよいのか、考えるようになっていた――。

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【読書日記8/18’】ファインダーズ・キーパーズ@スティーブン・キング [読書日記]

スティーブン・キング著「ファインダーズ・キーパーズ」上下巻を読了。
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スティーブン・キングって作家は、作品によって当たり外れがあります(個人的意見)。ページを捲る指が止まらないことや50ページも読めないことなど、過去に結構ありました。
その基準からいくと、本作は当たりです。シリーズ前作「ミスター・メルセデス」はキング初のミステリー。しかも、初ミステリーがエドガー賞(日本でいうところの江戸川乱歩賞か)を受賞する快挙。
その続編ですから期待していました。
退職刑事ホッジズとその仲間達が幻の小説に執着する犯罪者の魔手から、少年を守るといった話。ミステリーというより、冒険談的な感じですが、サクッと読めて面白かったです。
本作は、シリーズ三部作の真ん中の作品。本作の最後に次に繋がるフセンが貼られています。シリーズ最終巻はどうやらキングお得意のホラーの予感。
最終巻が楽しみだな。

内容:エドガー賞受賞『ミスター・メルセデス』続編 少年ピートが川岸で掘り出したのは札束と革張りのノートが詰まったトランクだった。父が暴走車によって障害を負ったピートの家では、毎晩のように両親がお金をめぐって喧嘩をしていた。このお金があれば、両親も、そして妹も幸せになれるに違いない。ピートはお金を小分けにして、匿名で自宅に郵送しはじめた…… そのカネは強盗モリスが奪ったものだった。アメリカ文学の傑作とされる小説を発表後、筆を断って隠棲する作家ロススティーン。その家を襲い、カネとノートを奪ったのだ。モリスにとって大事なのはカネだけではない。膨大な数のノート。そこには巨匠の未発表の文章が記されている。ロススティーンの小説に執着するモリスにとって、そのノートこそが何ものにも代えられない価値を持っているのだ…… 強盗と少年、徐々に近づいてゆく二人の軌跡が交差するとき何が起こるのか? スティーヴン・キングがミステリーに挑んだ傑作『ミスター・メルセデス』続編登場。幻の小説に執着する犯罪者の魔手から、退職刑事ホッジズと仲間たちは家族思いの少年ピートを守ることができるのか?

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【読書日記7/18’】それまでの明日@原尞 [読書日記]

原尞著「それまでの明日」を読了。
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この日が来るのを待ってました。
実に14年間待ってました。
伝説の直木賞作家・原尞。
「愚か者死すべし」以来、14年の沈黙を破って原尞が「探偵・沢崎」とともに帰ってきました。
探偵・沢崎のシニカルな台詞、一行一行の重み、行間の凄み、どこを切り取ってもその筆力・文体には衰えを感じません。
また、探偵・沢崎も昔のまま。昭和の遺物みたいな感じですが、それがまたいい。まさに、原尞が心酔するレイモンド・チャンドラーへのオマージュとも言えますね。
そして、小説のラスト。本作の設定は2011年1月から3月。本のタイトルの意味が分かると共に、心と体が震えた一作でした。
原尞の作品を未だ読んだことのない方は、デビュー作「そして夜は蘇る」直木賞受賞作「私が殺した少女」の順で読むことをお勧めします。

内容:渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。沢崎が調べると女将は去年亡くなっていた。顔立ちの似た妹が跡を継いでいるというが、調査の対象は女将なのか、それとも妹か? しかし当の依頼人が忽然と姿を消し、沢崎はいつしか金融絡みの事件の渦中に。切れのいい文章と機知にとんだ会話。時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。14年もの歳月をかけて遂に完成した、チャンドラーの『ロング・グッドバイ』に比肩する畢生の大作。

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【読書日記6/18’】ホワイトラビット@伊坂幸太郎 [読書日記]

伊坂幸太郎著「ホワイトラビット」を読了。
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人気作家・伊坂幸太郎の新作。「このミステリーがすごい!」2018年版で国内ランキング2位にランクされていたので購読しました。
仙台で発生した人質立てこもり事件。それに対処するため出動した特殊捜査班、詐欺師の家から名簿を奪おうとする泥棒三人組。二転三転しながら読者を引き込んでいく手法はさすがの一言。
伊坂ワールド全開の一作ですね。

内容:楽しさを追求したら、こういう小説になりました。最新書き下ろし長編は、予測不能の籠城ミステリーです! 仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。「白兎事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX! あの泥棒も登場します。

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【読書日記5/18’】盤上の向日葵@柚月裕子 [読書日記]

柚月裕子著「盤上の向日葵」を読了。
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今、空前の将棋ブームではないでしょうか。
羽生さんの国民栄誉賞、加藤ひふみんさんのタレント広報活動そして新天才・藤井さんの登場。
そんなときに出版された本作はタイムリーな一作と言えますね。
ただし、ただの将棋ミステリーに終わらせないところが、著者・柚月裕子の凄さ。
物語は二つの時代が交差しながら進みます。
平成六年、山形県天童市。注目の若手棋士同士による対局の会場に二人の刑事がやってきます。実はその約四か月前、埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見。一緒に埋められていたのは名匠作の伝説の将棋駒。かつて棋士を目指していた佐野巡査は、県警捜査一課のベテラン刑事、石破と組んで駒の持ち主をつきとめるべく、地べたを這うような捜査を進めます。
そして、同時に進行するのは昭和四十六年から始まる一人の少年、桂介の物語。長野県諏訪市に暮らす彼は幼いうちに母を亡くし、父親からは虐待を受けて育ちます。彼を気にかけていた元教師がその人並みならぬ将棋の才能に気づき、東京へ出てプロを目指すよう助言しますが、桂介は父親から逃げられません・・・
二人の刑事による地道な捜査と謎解き、そしてそこに関わる人間ドラマは、往年の森村誠一さんの作品を彷彿させました。
特に、プロ棋士をドロップアウトし、賭けで金を稼ぐ真剣師の描写には迫力がありました。
久しぶりに、重厚な人間ドラマ派ミステリーを読みましたね。
映像化と著者の次作も楽しみであります。

内容:実業界の寵児で天才棋士。本当にお前が殺人犯なのか!? 埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが調査を開始した。それから四ヶ月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦会場だ。世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とは――!? 日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー!

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【読書日記4/18’】スティール・キッス@ジェフリー・ディーヴァー [読書日記]

ジェフリー・ディーヴァー著「スティール・キッス」を読了。
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海外ミステリーは最近ほとんど読まなくなりましたが、ジェフリー・ディーヴァーだけは新作が出るたびに読んでいます。
そのディーヴァーの新作はお馴染みリンカーン・ライムシリーズ。本作で12作目になります。
12作目になればマンネリ感も出てくると思われますが、そこはディーヴァー。いろんな仕掛けを施して読者を飽きさせませんね。
ただ、シリーズとしてのパワーは落ちてきているかな。どんでん返しの魔術師の異名を持つ彼ですが、本作ではそれほどでもなかったです。
ディーヴァーも御年67歳。年齢的なこともあるんでしょうかね。
けど、リンカーン・ライムが健在な限りは、ライムとともに歩んでもらいたいですね。
次作も期待であります。

身近な道具が牙を剥き、あなたを殺す――。殺人犯を追跡中の刑事アメリアの目前で、エスカレーターが通行人を巻き込んだ。救助活動もむなしく男は死亡、殺人犯も逃走してしまった。ある事件をキッカケにリンカーン・ライムが警察の顧問を退いた今、アメリアは単身、捜査をつづけるほかなかった。一方ライムは、エスカレーター事故の遺族から民事訴訟のために調査を依頼される。ライムの弟子として働き始めた元疫学研究者ジュリエット・アーチャーを交え、調査が開始される。なぜエスカレーターは不具合を起こしたのか? 名探偵ライムと刑事アメリアは日常の道具を凶器に変える殺人者を捕らえることができるのか。ドンデン返しの魔術師の名シリーズ、最新第12作。
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